【レポート】おむすびの会とリモートでお話を伺いました。

第一回オンライン取材(第二回はあるかな?)ということで、民泊tsurumauさんでの学童支援や、最近ではテイクアウト情報を日々発信していることでお馴染みの「おむすびの会」の澤口一枝さんにお話を伺いました。

 

★まわりの人のあたたかさ

学校へ行くのはNGだけど、学童はOK…という状況の中、学童の指導員さんの負担が大きくなってしまうのではないか?…ご自分がお子さんを預ける立場の澤口さんがそのように思っていたところに、民泊tsurumauさんからタイミングよくお声がかかり、ほとんど思いつきのような感じでスタートさせたという子どもの預かり事業。

うまくいくのかさえ不安な中、蓋を開けてみると、様々な分野の人たちが協力的で、とてもありがたかったそうです。「しみずや」のうどん打ちワークショップ、「ふふふ」のボードゲーム大会、のどかな自然を生かした外遊びなど、私もその都度Instagramで拝見していましたが、和気あいあいとした雰囲気がよく伝わってきていました。

少人数からスタートし、基本的に1日10人までという人数制限を設けていましたが、徐々に評判が伝わり、最後の方には泣く泣くお断りすることもあったとか。

 

★おなかすいたな〜、から始まった!

「テイクアウトできるお店の情報がまとまっているサイトがあれば便利なのにな…」と日頃から思っていたという澤口さん。おうちで空腹を抱えながらゴロゴロしている時、「悩んでいるよりは、やっちゃおう!悩んでいる間に時期が過ぎてしまったら意味がない!」との思いから、テイクアウト情報集めがスタートしました。

おむすびの会のメンバー皆で、最初は知り合いのお店から声をかけていたそうですが、徐々に知らないお店でも片っ端から声をかけていき、OKの出たお店をInstagramなどに次々と掲載。このスピード感がとにかく凄かった!!私も個人的にとてもお世話になっているのですが(特に週末は何もしたくないので…)、サイトを見るたびにお店の数がどんどん増えていて、いつも驚いています。

「美味しいものがおうちで食べたい」という個人的な思いから始まっているので、正直最初は「飲食店を助けたい」という気持ちはなかったそうです(これには驚きでした)。しかし今では色々なお店からとても喜ばれていて、涙が出そうなくらい嬉しいお言葉をいただけたりもするそうですから、タイミングって大事なんだなぁと考えさせられました。桐生タイムスにも掲載されたことで、デジタル世代ではない方にも活動を知ってもらえるいいキッカケになったそうです。おむすびの会のテイクアウト情報を見て、知らないお店を訪れてみるのもいいのではないでしょうか。

 

★これからのこころみ

今後は、ゆりかごの街きりゅうと協力し、引き続きテイクアウト情報を発信しつつ、映像コンテンツも使いながら楽しいことをやっていく予定だそうです。

ますますおむすびの会の活動から目が離せませんね