【レポート】チャコ（オスライオン）のお誕生日会に行ってきました！

3月25日（日）

今年で3歳をむかえるオスライオン「チャコ」。25日はチャコのお誕生日会でした！

ライオン舎の前には、50~60人を越えるくらいのたくさんの人がお祝いに来ていました。来園した当初は、たてがみも生えそろっていなかったチャコですが、体も大きくなり、ふさふさのたてがみが百獣の王の貫禄をただようほどになりました。動物園からチャコへのお誕生日プレゼントは、ウシの大腿骨と生肉ケーキ！　なんて豪快なんでしょう。

 

チャコがワイルドに骨にかじりつく中、飼育員さんがライオンの生活について説明してくれます。普段は、ウマやトリの肉、ウシの肝臓などを食すことが多く、日によって量を調整しているのだそう。もともとは野生の生き物、毎日食事ができる環境にいなかったため、あえて食べない日もつくってお腹を休ませる必要があるのです。お肉のかたまりにはあまり興味を示さず、骨にかじりついているチャコを不思議に思いましたが、骨には脂がついて美味しいからではないかとの説明が。他にも、ライオンの骨格標本やシマウマの毛皮にタッチさせてもらうなど、生態をより深く知る機会となりました。

お誕生日会が終わりに近づくと、屋内にいたメスライオンのライラ、3頭の子どもたち（オリト、シルク、つむぎ）も獣舎の中へ。一緒にお肉ケーキを食べるのかと思いきや、チャコに威嚇されて子どもたちはなかなかお肉にありつけません。

父親チャコにほえられては、母親のライラの陰に隠れる姿が可愛かったです。

 

30分間のお誕生日会はあっという間。子どもたちが「ライオンさ〜ん！」と元気に呼びかけていて、終始にぎやかなお誕生日会でした！　これからも桐生が岡動物園の人気者として、ライラと3頭の子どもたちと仲のよい姿を見せてほしいなと思います。

 

＊関連記事：かわいいアニマルベビーたちに癒されて♡ベビーラッシュの桐生が岡動物園

＊桐生が岡動物園の最新情報はこちらから→桐生が岡動物園HP