2019年2月10日(日)、第65回桐生市堀マラソンが開催されました。
我が家は、家族全員で参加するようになって今年で4回目です。「家族全員で」とくれば、申し込むのは「ファミリーの部(2.8キロ)」。マイペースで走れ、運動不足を感じる大人や、まだ長い距離を走れない子どもにもぴったりな距離です。
ファミリーの部は、ハーフや一般の部と異なりタイム計測がありません。その分、思い思いに走る方がたくさんいます。チップとデールの着ぐるみ姿のキッズたちや、オリジナルのチームTシャツを着たグループ、ベビーカーを押しながらなんて方も。我が家も毎年、防寒を兼ね、かぶりものをして走ります。今年は、ディズニーキャラで揃えました。
「あっ、ミッキーさんがいるね」
「ミニーちゃんとプルートもいる〜」
実はプルートではないのだけれど…。子どもたちの声を背中でお返事しつつ、号砲を待ちます。
「パーン!」と市長の号砲を皮切りに、ゆっくりと動き出す集団。しばらくは早歩き程度の速度で進みます。
ぎゅうぎゅうの集団でも、人の間を縫うように駆け抜ける小学生。
小さな足をくるくる動かしながら一生懸命走るちびっ子たち。
パパやママは、迷子にはさせまいと子どもの走りに必死で食らいつきます。
メインストリートである本町通りに入ると、景色を楽しむ余裕も生まれ、普段は車や自転車のスピードでしか見渡せない風景をのんびりと眺めながらのラン。行く手に見える梅田方面の山々と真っ青な空とのコントラストが、とても綺麗でした。
途中で事務所に立ち寄り、後半はマスコットである「おやこっこちゃん」と仲良く走ります。あっという間の2.8キロ。それでも、運動不足の体には堪え、ゼーハー言いつつ迎えたゴールは格別でした。なにより、ゴール地点でもらえる「桐生の水」が本当に美味しく感じます。昨年は恒例の配布がなく残念な思いだったので、喜びも倍増でした。
自分自身の体力測定に、家族との思い出づくりに、また来年も堀マラソンに参加しようと思います。
屋台もいろいろと出ていて楽しかったので、走るのはちょっと…、という方はぜひとも熱気とお食事を楽しみに新川公園へ遊びにいらしてはいかがですか?
*桐生市堀マラソン*
桐生市の冬の一大イベント。市民スポーツの普及振興、体力の向上、健康増進につとめ、さらに明るい健全なまちづくりと桐生市の活性化を図ることを目的とし、開催されている。(会場:新川公園周辺、コース:新川公園〜本町通り〜梅田方面)ハーフ・一般の部・ファミリーの部の3部門ある。※フルマラソンはありません。詳細情報は、桐生市HPまで。