今回は夢に向かって頑張っている働くママを取材させていただきました。
ほがらかな笑顔でお話してくれる飯島理恵さんが今回の主役です。
飯島さんは3歳の男の子のママ。子育てしながら保育士の仕事を続けてきました。いろいろな勉強をしている中でOKJエアロビックファミリーという団体が開催している体操の研修に参加したそうです。OKJのプログラムは、赤ちゃんからジュニアまで、各年齢で子ども達に身につけてほしい適切な運動をインストラクターが指導していきます。
「自分のやりたいことはこれだ!」
もともと体を動かすのが好きだった飯島さんは、赤ちゃんや産後ママのサポートからはじまり、子どもの成長のあわせて支援していく活動に魅力を感じました。「インストラクターになって保育園などをまわりたい!」と夢を抱くように……。
この春に勤めていた保育園を辞め、いよいよ資格を取得するための勉強をスタートしました。すでに赤ちゃんとママ向けのベビーマッサージと産後ケアのコースは修了。次のステップである親子でできるストレッチやキッズ・ジュニア向けの指導者を目指して、子どもの体と心の発達などを学んでいるところだそうです。
飯島さんはOKJの資格取得と並行して、桐生市屋内遊戯場に勤務しながら、幼稚園教諭の資格を取得するための勉強もしています。
「頭がパンクしそう!でも、いいと思ったことには飛び込んでみたいタイプなんです」
仕事が終わってから保育園のお迎えまでの時間や、お子さんが寝た後など、限られた時間を使い集中して勉強しているそうです。
前向きにチャレンジしている飯島さんですが、産後3か月後くらいまではウツになりそうなほどの辛い経験もされてきたといいます。
「なかなか外に出られない。寝られない。一日誰とも話さない。私も産後辛い思いをしました。そんな日々を過ごしているママの気持ちがよくわかります。保育園ではたくさんの園児とママに接してきましたが、平等に接しようと思うあまり一人ひとりの声にゆっくり耳を傾けることができなかったんです。今勤めている屋内遊戯場や、OKJのプログラムを通じて、今後はこれまで以上にママの気持ちに寄り添っていきたいと思っています」
ご自身の経験と、ママの気持ちに寄り添いたいという思いが、今の飯島さんにつながっています。そんな飯島さんのベビーマッサージの教室は、1か月検診が終わった赤ちゃんから、1歳位までのお子さんとママがご参加いただけます。赤ちゃんも服を着たまま音楽に合わせて心地よく、初めての方でも気軽にできるのが特徴です。産後ママのストレッチや赤ちゃんを抱っこしながらの体操も取り入れ、ママがリフレッシュできるような内容となっています。
先日初めてのベビーマッサージ教室がココトモで開催され、今後は保育園や支援センターなどへ活動を広げていく予定です。
「ベビーマッサージにオイルは使わないけれど“ママの愛情クリーム”をたっぷりお子さんに塗ってあげて」と、赤ちゃんの人形に触れる飯島さんの手が印象的でした。
「出会いやタイミングが重なり、夢が実現されていくのが嬉しい。いまが充実しています!」
いきいきとした笑顔の飯島さん。いつもチャレンジする気持ちをもって、努力をおしまないところを尊敬します。飯島さんの活動で、子育てママがスッキリする時間が増えたらいいですね!
*飯島 理恵さん
OKJエアロビックファミリー認定講師
保育士やスイミングインストラクターの経験を生かし、ストレッチやフィットネスや子育て、子どもが楽しめる体操などを産後ママと赤ちゃんに届けるべく活動中。
お仕事の依頼・お問い合わせはメッセンジャーにてご連絡ください。
飯島さんのFacebookページはこちらから→いいじま りえFacebookページ
OKJエアロビックファミリーの詳しい情報はこちらをご覧ください。
http://www.okj.tokyo/program.html
その他、関連施設情報はこちらをご覧ください。
◼︎桐生市屋内遊戯場