【はたらくママ図鑑vol.5】好きなことを仕事にできるなんて|ママライター 木村あやかさん(ままのWAファクトリー)

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約1年前に「ままのWAファクトリー」に登録した木村さん。未経験ながら複数メディアの記事を執筆し、現在はデザインの勉強にも取り組んでいます。最近は“NPファシリテーター”にも認定され、ますます活躍の幅を広げている2児のママさんです。

ままのWAファクトリーに登録したキッカケは?

キッズバレイが開催している“きりゅうアフタースクール”に、娘を参加させたのが最初のきっかけでした。“アフタースクール”からキッズバレイの存在を知り、興味を持ちました。そこで「WEBライター」の募集を知り、思い切って登録してみました。

お仕事の内容と、はじめた理由を教えてください。

自宅でWEBの記事を書く仕事をしています。主にキュレーションサイト(まとめサイト)の記事、子育てに関する記事、地元紹介、お店紹介の記事などを書いています。キュレーションサイト(まとめサイト)などが好きで、よく色々なサイトを見ていました。もともと文章を書くことが好きだったこともあり、記事を読んでいるうちに書く側に興味を持ちはじめ、自分で書いてみたいと思うようになりました。

はじめるまでに登録からどのくらい時間がかかりましたか?

キッズバレイの「ライター説明会」に参加して、その場でテストライティングの参加をお願いしました。初回は不合格でしたが、再テストで合格をいただき、晴れてライターになれました。期間でいうと、説明会に参加してから1カ月弱でライターのお仕事を始めることができました。

お仕事上で楽しいこと、他のママにすすめたいことなどを教えてください。

仕事をしていて楽しいことは、色々な情報を知れることと、人とのつながりが広がることです。本やネットで情報を調べることもありますが、実際にお店に出向いたり、人と対話して情報を得たりもします。そうすると自然と人とのつながりが広がり、さまざまな発見があります。見方や考え方が変わり、いい刺激になっています。

大変なこと、困っていることはありますか?

まだライターを始めて1年なので、正直なところ悩みごとばかりです。どうしたらおもしろい記事を書けるか?どういう内容なら興味を持ってもらえるか?日々悩んでモヤモヤしています。そしていちばんの問題は、今までずっと会社勤めで就業時間というものがありましたが、在宅ワークではハッキリとした就業時間がないことです。時間管理が苦手なわたしにとって、かなり致命的な問題です。(笑)今の課題は、生活スタイルに合わせた自分なりの就業時間を作ることです!

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家事・育児と仕事を両立するコツは?

両立のコツは、「ある程度の妥協」だと思います!産後に仕事復帰したとき、何でも完璧にこなそうとして無理がたたり、体調を崩してしまいました。これを教訓に、「ある程度の妥協」をするように心がけています。たとえば、夫の食器の洗い方が雑だとしても目をつぶり、とりあえず手伝ってもらう…などです。(笑)

妥協は大事ですね!(笑) 仕事を始めたことで行動や気持ちに変化はありましたか?

WEB記事を見るときに、ライターさんの言い回しや文章の作りが気になるようになってしまいました。いいのか悪いのか分かりませんが、日常の出来事も「これは記事にできるんじゃないか」と考えるクセができました。その為か、日々のささいな出来事も楽しく感じます。

お子さんとの時間や関わり方の変化はどうでしょう?

勤めをしていたときに比べると、子どものことを考える時間、子どもと接する時間は格段に増えました。また、仕事で子どもに関する記事を読む機会も増えたので、考え方も柔軟になった気がしています。

お仕事についてご家族は何か言っていますか?

わたしが文章を書くことが好きなことを知っているので、ライターの仕事を応援してくれています。ただ、締め切り間近でわたしがピリピリしだすと、あからさまに怯えています。反省しております…。

ご家族の理解があってこそのお仕事ですね。今後はどうしていきたいですか?

現在はライターの仕事にセーブをかけて、WEBデザインの勉強に力を入れています。WEB記事を書くことはもちろんですが、WEBサイトも作成できるようになりたいと思っています。

最後に、桐生近郊のママさんたちにメッセージをお願いします!

自分のやりたいこと、好きなことを仕事にできるなんて思っていませんでした。子どもを産んで母親になると、自由が利かなくなるという意識が強くありました。でも桐生市は、そんなママたちにスポットライトを当てるという面白い試みをしています。それが「ままのWAファクトリー」です。こういうサポートがあるというのは、非常にありがたいことだと思います。ぐんまと言えば“かかあ天下”。その言葉のとおり、ママになっても活躍できる地域になれるとうれしいですね!

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