「結婚式を挙げよう!」と決まったら、最初にはじめるのが「会場選び」。「白いウェディングドレスを着てバージンロード歩くことに昔から憧れていたから、教会式がいいな」「日本人らしく和装姿で神前式がいいな」と、それぞれが思い描く挙式スタイルがきっとあると思います。でも、“桐生らしい結婚式”が挙げられるのなら、それもまた魅力ですよね。今回はこの地域だからこそ実現できる、「桐生まちなか婚」についてご紹介したいと思います!
桐生のまちなかで結婚式を挙げる、「桐生まちなか婚」。歴史ある建物が多く残り、風情の感じられるまちなみだからこそできる結婚式スタイルです。
まずは、群馬県の指定文化財にもなっている、由緒ある桐生天満宮で挙式。そこから人力車に乗ってまちの人々に祝福してもらいながら、桐生倶楽部へ――。桐生倶楽部は大正時代につくられた社交場で、英国風のたたずまいを今に残す、国の重要文化財。記念写真も、桐生の歴史あるまちなみや建物をバックに撮影します。
また、参列する親族は低速電動コミュニティバス「MAYU」に乗り、人力車のあとを走行します。「MAYU」は普段から桐生のまちなかを走行していて、市民を楽しませてくれているエコな乗り物。桐生天満宮から桐生倶楽部までの道中では、江戸時代から存在している「有鄰館」や老舗のうなぎ屋「泉新」などがあり、ちょっとした観光気分も味わえます。県外から参列される方がいたら、さらに喜ぶこと間違いなしです!
既存の挙式スタイルにとらわれず、古い歴史がある町だからこそ実現できるのが「まちなか婚」。地域活性化にもつながります。これから桐生で結婚式を挙げる予定のあるカップルは、ぜひ実践してみてはいかが?
写真提供:有限会社ブライダルファッション つるや
(ライター:竹村明子)