実践してみて!子育てでイライラしたときの、おすすめ解消法!

 

子育てイライラ

子育てをしていると、イライラすることが誰にだってあります。家事や仕事に手いっぱいで時間が足りず、睡眠不足にもなりがち。子どもが話しかけてきても聞いてあげる気持ちの余裕がなかったり、イライラを子どもにぶつけてしまったり……。最終的に残るのは、“自己嫌悪”です。では、イライラをため込まずに過ごすには、どうしたらよいのでしょうか?

――わたしは、ふたりの子どもたちが5歳と2歳のときから2年間、主人の海外単身赴任により、ほぼひとりで育児をしていました。家事・育児をひとりでしなければならない生活で、無理せず楽しく“イライラせずに”過ごす術を身につけることができました。

そのなかで、私が実践していたことをいくつか紹介します。

 

窓を開けて深呼吸!

外の空気を胸一杯に吸い込んで、気持ちを落ち着かせます。かんたんなことですが、これが意外に気持のよいものです。季節や時間によって空気の匂いが変わって、「こんなことにも気づかないくらい、いっぱいいっぱいだったんだなあ……」と、自分を振り返るきっかけにもなります。

 

過去の写真を見返してみる!

どうしてもイライラしてしまうときは、原点に戻ることがたいせつ。産まれたときや赤ちゃん時代の写真を見返すことで、無事に生まれてきてくれた嬉しさと、健康でいてくれることへの感謝を思い出します。

 

よその家とくらべない!

何かに迷ったり悩んだりすると、ついほかのママ友に聞いてみたり、ネットや本などで調べたりしてしまいがち。情報や他人のうわさをうのみにしないで、自分のやり方を信じてみることもたいせつです。ネットの情報や親世代からのアドバイスは、受け流す程度に。よその家・よその子とくらべず、“わたし流”を貫きましょう。

 

疲れたら早めに寝る!

「今日疲れてるな~」と感じたら、やらなきゃいけない雑用は忘れて、いさぎよく子どもと一緒に寝てしまいましょう。子どもにとって、ママが笑顔でいてくれることが何よりの喜び。わたしの笑顔を絶やさないためにも、無理は禁物です!

 

夕食を頑張りすぎない!

「母親たるもの、毎日栄養バランスのよい、見た目も美しい夕飯を出して当然」と、自分を追い込んでいませんか?「○○しなきゃ」の思い込みを手放してみてください。おかずが1品しかなかろうが、スーパーで買ったお惣菜だろうが、疲れている日は「これでよし!」と、自信をもって食卓に出しましょう。無理をしないことが、愛情だと思ってください。

 

子どもと一緒においしいものを食べる!

普段は子どもに与えないものでも、「今日は特別!」と一緒に食べてみましょう。おいしいものを、「おいしいね」と笑いながら一緒に食べることで、お互いに心が満たされます。

 

好きな音楽をかけっぱなしにしてみる!

わたしの場合、ヒーリング系の曲を毎日かけながら家事をしていたら、自分も子どもも心が落ち着いていくような感じがしました。たまにはテレビを消して、好きな曲を流しながら家事をしてみると、気分転換になるかもしれません。

 

「ひとり時間」を少しだけ持ってみる!

どんな手を使っても、イライラやモヤモヤが晴れないときだってあります。そんなときは、一時保育などを利用するのもひとつの方法。預けることが罪悪感になってしまうママもいるかもしれませんが、「ひとりになりたい」と思うことはあって当然の欲求です。リフレッシュして、笑顔で迎えに行ってあげてください。

 

子どもたちが小学生になった今では、話し相手にもなってくれますし、家事を手伝ってくれることもよくあります。簡単に調理できるものをストックしておけば、わたしの具合が悪くても、自分たちで食事を済ませてくれます。小さなころから家族の一員として、家の中の仕事を頼んで協力してもらうことも大事なことだと思います。そうすれば、ママがひとりで頑張らなくてもいいので安心ですね。

育児は、休みのない大変な作業の連続です。だからこそ、笑顔で家族と過ごせる時間を少しでも増やせるよう、自分の息抜きテクニックを探してみてください。

 

(ライター:日下絵美子)