子育て中の悩み――それは人それぞれ。
赤ちゃんが産まれたその日からママの生活は一変し、心も体もその変化についていくので必死です。退院してすぐは実家に里帰りをしたり、家族の協力が受けられたりする場合が多いけれど、いざ赤ちゃんと2人きりになると、もうどうしたらいいのかわからず、不安でいっぱいになることもあるかもしれません。
かくいうわたしも、1ヵ月の里帰りから戻った翌日、泣きやまないわが子を前にどうしたらよいのかわからず、自分までぽろぽろと泣いてしまったことがあります。そんなとき、どこに助けを求めたらよいのでしょう?
桐生市には、いくつもの相談窓口があることをご存知ですか?ご自身の悩みに合った窓口に相談することで、解決策が得られるかもしれませんし、何より誰かに相談することで心がすっと落ち着くかもしれません。
子どもの発育や発達、育児に関する相談に、保健師、栄養士、歯科衛生士、助産師、作業療法士、臨床心理士が応じてくれます。電話での相談もできます。
【住所】桐生市末広町13-4
【電話番号】0277-47-1152
【開館時間】午前8時30分~午後5時15分
【休館日】土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~翌1月3日)
子どもの基本的な生活習慣や、発達などの相談に応じてくれます。子どもと保護者が遊びながら交流できる環境です。
【住所】桐生市末広町13-4 桐生市保健福祉会館3階
【電話番号】0277-46-5031
【開館時間】 月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分 土・日曜日 午前10時~午後4時
【休館日】国民の祝日、年末年始(12月29日~1月3日)
*上記に問い合わせをすると、市内の保育園で行っている子育て支援も紹介してもらえます。
教育、虐待防止、発達などに関する相談に応じてくれます。
【住所】桐生市織姫町1-1 桐生市役所内 保健福祉部 子育て支援課
【電話番号】0277-46-1111(代表)
最初は見ず知らずの人に話をするのは勇気がいると思います。でも、ひとりで悩んでいても赤ちゃんや家族との生活を変えていくことはできません。思い切って相談してみましょう。
わたしが一番利用したのは、子育て支援センターです。平日の午前中には、たくさんの親子が遊びに来ています。そこでは、保育士の先生に悩みを聞いてもらったり、アドバイスしてもらったりできます。たくさんの子どもをみてきた経験があり、自身の子育てもしてきた保育士さんが多いので、安心して話ができます。また、何度か通ううちにお友達もできて、ママ同士で悩みを打ち明けられるようになるかもしれません。
家族にとって、ママの笑顔は何よりもうれしいもの。些細なことでもかまいません。悩みをスッキリ解決して、子育てを楽しみましょう。
(ライター:日下絵美子)