桐生のパパ・おーやんの“新”イクメン論 Vol.2 「絵本のすすめ」

 

絵本読み聞かせ親子

 

パパのみなさんに質問です。

突然、「今日1日、子どもみててくれる?」とお願いされたらどうしますか?

普段から遊びが豊富なパパさんなら、苦もなく、楽しくて充実した時間を子どもと過ごせることでしょう。でも、どうしてよいか分からないパパさんのために、わたしの経験で役立ったことをひとつ書かせていただきます。

 

もし、子どもとどうのように過ごしてよいか分からなかったら、絵本を読み聞かせてみてください。絵本は、文字だけではなく、絵があるので小さい子でも楽しめます。絵本を読むだけで子どももこちらに注目してくれますし、たとえ短い時間でも充実した時間を過ごせます。

 

パパが読み聞かせる絵本としておすすめなのが、まず、ナンセンスな内容。これは、かなりパパ向きです。読んだあと、面白いけどなんだかよくわからない内容(私が読み取れなかっただけ?)の絵本がありますが、遊び心を育てるというふうに考えれば大切なことではないでしょうか。

子どもが大好きな排泄関係(うんこ的な感じなもの)の絵本も、子どもが喜ぶことまちがいなしです。怖い話も、パパの低い声で怖さが増しておすすめです。

 

わたしは仕事でも絵本に触れる機会が多いので、今では絵本が大好きになってしまい、絵本の原画展に年に2回ほど出かけています。また、好きな作家の講演会に出かけることもあります。もし機会があったら、絵本の原画展に出かけてみてください。わたしもそうですが、普段美術館などで絵を、観る機会がないかたでもおすすめです。絵本は、1枚1枚の大切な絵が閉じられてできていることがわかり、とても貴重であることが分かります。そして、原画を観ることで作家が身近になり、絵本がより好きになるかもしれません。

 

ぜひ絵本を使って、子どもとすてきな時間をお過ごしください。子どもが大きくなったら、きっとよい思い出になるはずです。

(ライター:おーやん)

 

桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!