桐生のパパ・おーやんの“新”イクメン論 Vol.9 「ベビーサイン」

ティッシュをつかむ赤ちゃん

うちの3男坊も、早いもので1歳4ヵ月になりました。最近では、音楽に合わせて踊ったり、兄2人の動きを真似てみたりと、可愛い盛りです。言葉も少しずつ増えてきて、「ママ」「パン」「ブー」など話します。

 

わたしは、仕事で子どもとコミュニケーションをとる場合に、「マカトンサイン」を使うことがよくあります。これは、音声だけのコミュニケーションが苦手な子どもに、サインを出しながら言葉で伝えることで、よりコミュニケーションを取りやすくする方法です。

そんなこともあり、以前本で知った「ベビーサイン」に興味を持ち、模倣力が高まっている3男に対して、「おいしいね」と頬を軽く叩きながらサインで伝えています。

 

「ベビーサイン」といっても、多くを知っているわけではありません。軽い気持ちで行っているだけですが、5感のうちの視覚と聴覚の2つの感覚にアプローチすれば、より子どもも言葉に興味を持ち、“伝えることの楽しさ”を感じてもらえるような気がしています。

また、サインは子どもたちだけのものではなく、「シニアサイン」というのがあることも本で知りました。老化が進むと、聴力をはじめ、いろいろな感覚器官に衰えが生じる場合があります。そこでサインを使うことにより、コミュニケーションが円滑にとれるようになるというものです。

 

そう考えると、“サイン”というものは大きな可能性を秘めていると思います。まずは身近なところで、我が子とサインを使ったコミュニケーションを楽しみたいと思っています。

 

(ライター:おーやん)

 

桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!