「育児すてーしょん ママtoママ」の始まり。それは、某株式会社の子育て支援部門に勤務していた中学の同級生コンビである理学療法士の“やまぐちさん”と保育士の“あべ”が、休日に家族で楽しめるイベントを企画していたことでした。そこから、今年の4月に“やまぐちさん”と“あべ”が独立をして、
「孤育てをなくして楽しく子育てをしたい」
「育児中だからできないとあきらめず、特技のあるママのやりたい思いを応援したい」
「いがみ合うのでなくともに助け合って楽しく育児とちょこっと仕事がしたい」
という思いから、現在は5名のママがメンバーとなっています。パソコンが得意なママ、絵を描くことが得意なママ、子どもの発達やアレルギーに詳しいママ。「育児すてーしょん ママtoママ」は企業ではなくチームなのです。
理学療法士の“やまぐちさん”や“おがわさん”など専門家の話を身近に、そして1対1で話すことを可能にした講座や整体などをはじめ、特技のあるママが講師となるイベントの企画運営を“あべ”がしています。どの講座や整体イベントも、保育士の“あべ”がいるので子連れで来られることがメリット。そして、万が一のキャンセルも子育て中にはよくあることなので、そこは「お互いさま」の精神で、料金も取っていません。
育児中に仕事をしたり、出かけたりすることは、1人だととっても難しいものです。ですが、ママたちがチームとなってできないところを補い合えば、できることが増えると思います。個人戦ではなくチームプレーで子育てが出来たら、ママも楽しい、子どもも嬉しい、そうなったらいいなという気持ちで活動しています。
「育児すてーしょん ママtoママ」では、常にいろんなママとの出会いがあります。ママたちの教育方針や子育てにおいて大事にしているものはみな違いますが、それでいいのだと思います。ママたちの考えが一緒だったら、子どもたちの個性もなくなってしまうと思います。みんな違ってそれでいい。それを否定したりせず、受け入れて、手を取り合っていくことがとても大切なんだと思います。
いつも大笑いしてストレス発散。時には泣いてしまっても愚痴を吐いても、「育児すてーしょん ママtoママ」は、ママたちの心のほっとする場所であれたらいいなと思っています。
ライター:あべ ゆりか
保育士兼ベビーダンスインストラクタ―兼ママライター。
ママと子どもたちと関わることが大好きな2児の母。
夕食後のコーラが毎日の楽しみ。