放課後、仕事などで保護者がいない児童が利用する「放課後児童クラブ」。
桐生市には、全17小学校に27か所のクラブが開設されています。(2016年9月現在)
全国的に話題になる「小1の壁」「小4の壁」や「待機児童」問題ですが、桐生市では「放課後児童クラブ」が充実しているため、それらの問題とはほぼ無縁。
「小1の壁」
・保育所よりも放課後児童クラブの方が預けられる時間が短くなるケースが多い。
・子どもが小1になると時短勤務制がなくなったり、勤務時間が延びる企業が増える。
・長期休暇中のお弁当作り、平日行事への参加など、保護者の負担増
「小4の壁」
・小4以降は預からない放課後児童クラブが多い。
・勉強の難易度があがるため塾通いが増えたり、中学受験準備がスタートしたりする。
・精神的に大きく成長する。
「待機児童問題」
・保育所や放課後児童クラブに入所申請を行っているにもかかわらず、入所できない児童がいる問題
・全校に設置されている(すべてのクラブが小学校敷地内や隣接した場所にあるので、安全・安心に通うことができる)
・預かり対象は、1年生から6年生まで
・待機児童0(希望者全員が入所できる)
・①通年利用、②長期休暇のみの利用、③一時的な利用が選べる
・放課後から午後7時まで開所(学校休業日は、午前7時30分から午後7時まで開所(午前7時30分~8時の間は延長保育・1人あたり1回100円))
・保護者負担金(保育料、おやつ代・教材費)は、平成28年度からすべてのクラブで統一(兄弟姉妹、ひとり親世帯、高学年の割引あり、第3子以降は保育料が無料)
※ほとんどの児童において、平成27年度の保護者負担金に比べ、負担軽減になりました。
長期休暇には週1回程度で、ぐんまこどもの国、小平の里、ショッピングモール(イオン・スマーク・けやきウォークにおける映画鑑賞)などへのおでかけや、NPO法人キッズバレイによる各種体験プログラムも実施されています。毎日「放課後児童クラブ」に来ている子どもにとっては、場所や先生がときどき変わることで、飽きずに通うことができますね。
<マジック教室> <ヒップホップ>
<竹筒で水鉄砲つくり> <お菓子作り 洋菓子>
<万華鏡づくり> <お茶会>
<キッズゲームクラブ>
「放課後児童クラブ」では、子ども30人あたり2~3名の支援員が保育を行います。支援員は、都道府県が開催する支援員研修を受講することにより、支援員の資格を取得します。
また、補助員は、大学生、専門学校生、高校生のお兄さん・お姉さんもいて、卒所生も多いとか。支援員・補助員は、ローテーションを組んで対応しています。
各クラブでは、資格を持った支援員や補助員がいますので、安心してお子さんを預けることができます。
共働き世帯には特にうれしい制度ですね。「子育てするなら桐生市で」、県外・市外から引っ越してきて、まわりに頼る人がいなくても、桐生市なら安心して子育てと仕事を両立できます。
桐生市のホームページ(放課後児童クラブ):
http://www.city.kiryu.lg.jp/kosodate/gakko/1009664/1001357.html