『子育て』『家事ラク』がキーワード！女性建築士に聞く、家づくりに役立つポイント

 

結婚や出産で家族が増えると、欲しくなるのがマイホーム。「夫婦共働きだから、家事はスムーズにこなしたい」「より良い環境で子育てをしたい」と思う方、多いのではないでしょうか？　そこで『子育て』と『ママ目線』にスポットを当てた間取りに注目！　Artプランニングの新井準子建築士に、女性から見た、ママにうれしい家づくりのポイントを教えていただきました。

 

えっ、そうなの！？『リビング階段』の実際

リビング内に階段があり、外出時や帰宅時には必ずそこを通る間取りです。子どもの様子が分かるので、親にとっては安心ですよね。家族のコミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。

でも、年頃の子どもには、ありがた迷惑になることも…建築士さんから聞いた“本当にあった話”ですが、親の目を気にして友達を連れてこなくなったり、家に帰るのを嫌がるようになったお子さんもいるんだとか。休日に、ソファーでゴロゴロできなくなるお父さんがいるかも！？

家事ラク！『ユーティリティー（家事室）』と『室内物干し』

育児に仕事に、日々忙しくしているママ。いかに効率よく家事をこなすかが、毎日の最重要課題です。

そんなママたちに大好評なのが『ユーティリティー（家事室）』。洗面脱衣室の壁に作り付けのカウンターを設置すれば、アイロン台に早変わり！面倒なアイロンがけも楽チンです。プラス、昇降式の『室内物干し』を取り付ければ、雨の日の洗濯もOK。

この『ユーティリティ』、洗面脱衣室を1.5坪（畳約3畳分）取れれば計画が可能。建坪に余裕があればおすすめのスペースです。

 

便利でスッキリ！玄関内の『シューズクローク（土間収納）』

 

とにかく便利！家族の靴はもちろん、汚れの気になる雨具やベビーカー、場所を取るゴルフ用品も収納できます。

人目に付く玄関内は、いつもキレイでスッキリ。雨の日に、濡れずに荷物の移動ができるのは助かります。コート置き場を作っておけば、外出の度に部屋から持ち出す手間がありません。

 

 

 

『家』は、大切な家族と共に長い時間を過ごす場所。それぞれのライフスタイルに合った間取りがカギになります。数十年先も快適に暮らせる、そんな『家づくり』を実現したいですね！

 

取材協力・写真提供「Artプランニング」

 

 

各家庭のライフスタイルに合わせ、数十年先を見据えたプランを作成。住む人の健康を第一に考え、自然と調和した空間づくりを提案します。新築・リフォームなど、住宅に関する質問・問い合わせもお気軽にどうぞ！

 

「Artプランニング」新井準子

（建築設計・監理　/　二級建築士・応急危険度判定士・木造住宅耐震診断技術者・住宅瑕疵担保責任保険・現場検査員）

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