桐生のパパ・おーやんの“新”イクメン論 Vol.19 「お手伝い」

バンザイ

家事をしていると、子どもから「自分もやりたい」といってくることがあります。そんな時は、できる範囲でお手伝いをしてもらいます。自らやりたいと言ってきたことは興味が強いためか、とても集中して行えます。

 

最近やってくれるお手伝いは、ゴミステーションまでごみを一緒に捨てに行くことです。大きな40リットルの袋に入ったごみを1人で運んでくれます。運んでいる時は大変そうですが、楽しそうにしており、運び終わった後は、なんともすがすがしい顔をしています。お手伝いをしてくれたら、すかさずほめて感謝の気持ちを伝えます。

 

親からお願いしてほめるきっかけにするのも良いですが、子どもが自分から「やりたい」と思う気持ちが起きるよう、まずは親が積極的に家事を行います。そして、子どもが「やりたい」と思ったらすぐにお願いし、やり終えたら忘れずほめます。そうすることで、また子どもがお手伝いをしてくれる可能性が高まるように感じます。

 

過去の経験から子どもが「やりたい」と思う気持ちはいつでも起きるわけではないので、起きた瞬間を見逃さないことが非常に大切だと思っています。自分がやった方が早く終わるし、楽だと言う思いで、ついつい「また今度お願い」と言いたくなることもあります。でも、その言葉をまずは1回飲み込んで、「子どもができることはないか」を考えてみると、案外お願いできることが見つかるものです。

 

また、ほめる、ほめられることで親子関係が良い状態に保て、子どもの自信につながっていくといいなーとも思います。これからもたくさんお手伝いをしてもらえるように、私自身、積極的に家事育児に取り組んでいきたいです。

 

(ライター:おーやん)

 

桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!