桐生のパパ・おーやんの“新”イクメン論 Vol.28「なんでもないこと」

コラム12なんでもないようなことを大切にしたい

「家族サービス」なんて言葉があるように、パパは休みの日、子どもをどこかに連れていく、それもできるだけ遠くにあるテーマパークなど特別な場所に連れていくことが「できるパパ」だと思っていました。しかし、子どもが増え、誰かが体調を崩すと、せっかく立てた予定を遂行できず、最初はもどかしさを感じていました。子どもだからしょうがないのに、寂しい気持ちになることもありました。

 

でもふとした時にゆっくり子どもと話したり、作った食事を喜んで食べてくれたり、普段できなかったカードゲームをして遊んだりする中で「なんでもようなこの日常ってすごく幸せで大切である」ことに気づいた瞬間がありました。

 

忙しい日々を過ごしていると見過ごしがちですが、子どもたちといるこの瞬間というのは、実はいくつもの奇跡が重ならなければあり得ないのです。3人の子どもすべての出産に立ち会いました。3人とも生まれる瞬間は、ドキドキして迎えたものです。そして、いろいろ心配なことはありながらも、無事成長してくれたから今があるのです。そう考えると予定通りいかないことも、発想を変えれば原点回帰できるよい機会なのかもしれません。

 

私自身の経験を振り返っても、家族で遠出した思い出よりも、母が入院中、父が一生懸命作ってくれた卵焼きの映像が30年近く過ぎた今でも鮮明に残っています。高橋ジョージさんの歌詞にもあるように「なんでもないようなことが幸せ」だと思います。これからも子どもとの1つ1つの出来事を大切にしていきたいです
(ライター:おーやん)

 

太田徹

桐生市在住、3児のパパ。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味はダイエット!