以前、「共感」を実践できたと書きました。共感することは子どもが幼い頃だけでなく、その先もずっと必要なことだと思っています。もし、全く子どもの心に共感せず大人の意見だけを押し付けていったら、いつか「大人なんて何にも分かってくれない」なんてことになってしまう気がします。いったん離れてしまった子どもの心はなかなか元には戻らないかもしれません。大人が正しい方向性を示そうとしても、子どもが自分自信で選択し、経験しなければ納得できないこともあるでしょう。
子どもの成長に伴い、親子の糸は太く短いものから細く長いものになっていくようなイメージでいます。しかし、細くなっても共感し続けていくことで親子の糸をつなぎとめておくことができると思っています。そうすればいつか子どもに大人の想いが伝わるのではないでしょうか。
心から共感するためにも、大人が自分の過去を振り返り、子ども時代にどんなことを考えていたかを思い返すことが重要だと思っています。
(ライター:おーやん)
桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!