最近、うちの3男はわたしのご飯をもってくれます。
一見、なんとなくやっているこの作業、一つ一つ細かく動作を分けてみるととても高度な感覚を使っていることに気がつきます。
①引き出しを開け、パパの茶碗を見分ける
②落とさないように両手で茶碗を取る
③両手から左手で茶碗を持ちかえる
④左手で茶碗を持ちつつ、右手でご飯ジャーのふたを開ける
⑤左手で茶碗を持ちつつ、しゃもじを右手で持つ
⑤左手で茶碗を持ちつつ、右手で持ったしゃもじでご飯を適量すくう
⑥しゃもじですくったご飯をこぼさないように茶碗に入れる
⑦ご飯が入った茶碗を持ちつつ、しゃもじをもどす
⑧ご飯が入った茶碗を持ちつつ、ご飯ジャーのふたを閉める
⑨左手で落とさないようにご飯が入った茶碗を持ちつつ、パパの箸を引き出しから出す
⑩そのままパパに渡す
ご飯を盛るという単純に見える作業でも①~⑩に細かく分けてみると、各場面で様々な感覚を働かせていることに気がつきます。ここまでくるとすごい作業であることに気がつき、あまりの感動に自然に感謝の気持ちを伝えてしまいます。
子どものなにげなくやっている普段の行動を分解してみてください。
じつはすごいかもしれませんよ!
(ライター:おーやん)
桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!