私は若い頃、よく旅をしました。
当時、とにかくバイクで一周することにこだわっていて、北海道を一周、沖縄本土も一周、三浦半島、伊豆半島その他の半島やさまざまな島も一周しました。一周するとなんともいえない満足感を得られるのもありますが、単純に海沿いの道は景色がよく、程よいカーブがあったりして走っていて楽しかったです。
旅する中で有名な温泉、城、湖などの名所やおいしい名物はなるべく体験するようにしました。バイクだったので音楽やナビはありません。ちなみに私のバイクはガソリンメーターもありませんでした(距離数で残りのガソリンを計算します)。ですので余計なことを考えず、暑さ寒さも雨や雪も体で体験できました。マニアックですが「国道一号線ってどこまで続くんだろう?」とかも体験しました。
そのかいもあって、今は旅行雑誌を見ているだけで行った気分になり、名所や名物もリアルな映像として蘇ってきます。そんな時、やっぱり体験することって大切だなと思います。インターネットが普及していろいろな情報が手軽に入りますが、体験すると感動があり、記憶として強く残ります。パソコンを使えることは大切ですが、子どもたちには体験することの大切さも知ってほしいと思います。
(ライター:おーやん)
桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!