子どもは興味があるものに対して驚くべき集中力で取り組んだり、毎日繰り返すことがあります。例えば、好きな絵本を毎日読んでもらうことを望み、文字は読めないけど音でセリフを覚えたり、次にどんな展開があるか暗記してしまうのです。これは一見、こだわりに見えますが、よく考えてみると自分も同じような傾向があることに気がつきました。
以前、映画のDVDをよく観ることがマイブームでしたが、最近は芸能人の書いた自伝本を読むことにハマっています。一度、ハマるとマイブームはしばらく続き、また違うブームがやってきます。そのブームにハマっている時の自分を客観的にみると驚くような集中力と吸収力で内容が頭の中に入ってきます。(一度は入っても何か月からするとどんどん抜けていくのが悲しいですが)
集中力と吸収力が上がることに気がついてからは自分の中に興味が沸いたらそれに逆らわらず、流れに身を任せるようにしています。そうすることで知識や経験が増え、新たな気づきにつながることもあるからです。これからも子どものマイブームを大切にしながら、自分もマイブームを楽しみたいです。
(ライター:おーやん)
桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!