桐生のパパ・おーやんの”新”イクメン論 Vol.142「抜かされることの喜び」

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私は、身長が高い方ではありません。中高生の時は、それがとてもコンプレックスでした。特に弟が自分の身長に近づいていく恐怖感、抜かされた時のショックは大きかったです。しかし、自分も年齢を重ね、そのコンプレックスは全くなくなりました。それよりも子どもができてからは抜かされることに喜びすら感じるようになりました。

 

今では、オセロもスポーツも本気でやっても子どもに勝てません。唯一、勝てるのは短距離走くらい。身長もどんどん伸びており、抜かされる日もそう遠くはありません。あれだけ、抜かされることが嫌だったのに早く抜いてほしいと願うまでになっています。子育てを通して、これからどう自分の思考や価値観が変化していくのか楽しみです。

 

(ライター:おーやん)
桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!