桐生のパパ・おーやんの”新”イクメン論 Vol.127「ゆらぎ」

草原を走る少年たち
子育ても最初の頃、自分の子どもへの関わり方がゆらいではいけないと必死になっていました。大人だから子どもの前では完璧にしなくてはいけない、弱い自分を見せてはいけないと思っていました。

 

今でもその思いは残っていますが、気持ちに「ゆらぎ」があってもいいのではないかと思えるようになりました。子どもは年齢を重ねれば、大人が無理に強がっても見破られるだろうし、弱い自分を見せても人間らしく感じて伝わることもあるかもしれません

 

わたしの好きな音の種類に1/F(エフ分のイチ)ゆらぎというものがあります。詳しくはわかりませんが癒し効果があると言われており、「ゆらぎ」がいい意味でつかわれているのを知り、イメージが変わりました。わたしは、子育てを通して親になっていくと思っており、その過程ではたくさんの「ゆらぎ」を経験しながら親として成長していくのかもしれません。時には心の「ゆらぎ」を楽しみながら子育てに取り組みたいです。

 

(ライター:おーやん)
桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!