私は「大丈夫」という言葉が好きです。自分がその言葉に救われたことが多いからです。
そのため、子どもにも安易に使っていました。子どもが転んで傷ができても「大丈夫だよ。放っておけば治るよ」と声をかけたり、不安なことを訴えてきた時、安心させるために「大丈夫だよ。心配ないよ」と声をかけました。すると子どもが「パパはいつも大丈夫って言うけどぜんぜん大丈夫じゃないよ」と真剣に返されたことがありました。それを聞いて良かれと思ってた言葉が逆効果だったことに気がつきました。きっと子どもはいい加減に扱われた様と感じたのでしょう。声をかける時は、相手の気持に寄り添う大切さを改めて感じた出来事でした。
(ライター:おーやん)
桐生市在住、3児のパパ、社会福祉士。障害児施設に勤務しているほか、桐生イクメンプロジェクトなどにも積極的に携わる。自身の経験から、「地域×パパ×子ども」の関わり方について模索し、現在は「ぱぱのBAきりゅう」にも参加中。趣味は一五一会とダイエット!