平成29年6月、平成29年度版「いきいき子育てガイドブック」を桐生市が発行しました。このガイドブックにはどんなことが書いてあるものなのか、みなさんご存知ですか?
「いきいき子育てガイドブック」には、桐生で子育てをするための情報がたくさんつまっています。妊娠・出産〜小・中学生になるまでに必要な手続きや、子育てをサポートする関係各所の情報が、子育てのステージごとにまとめられています。例えば、妊娠がわかったら時に必要な手続きや、赤ちゃんが生まれた時に支給される手当の種類、子育てに悩んだ時の相談窓口など、段階に応じて必要な情報をチェックできるようになっています。載っている情報は、子育てに関する制度や事業所だけにとどまりません。子どもたちの遊び場となる公園の紹介や、桐生の暮らしを応援する助成金の紹介など、子育てに直結せずとも必要なことが盛りだくさんです。
今回は、昨年発行された平成28年度版と比べ、違いを発見したいと思います!
それでは、新旧のガイドブックを比較していきしょう。まずは、表紙から見比べていきます。28年度版は桐生市のマスコットキャラクターである「キノピー」がプリントされた可愛らしい見た目です。対して29年度版は、赤ちゃんをモチーフとしたほんわかとした印象の表紙になりました。がらっと印象が変わりましたね。
さて、それでは本題の中身にうつります!
どんな変化があるのかなと開いてみると…、画像でもお分かりの通り29年度版は全ページフルカラー印刷になっています。どのページもカラフルで、次のページをめくりたくなるような気持ちになりますね。また、各項目ごとにテーマカラーが異なるので、必要な情報が載っているページを探しやすくなりました。冊子に載せきれない詳細な情報はQRコードを利用して、市のホームページで確認することができます。また、ページごとにポーズを変えて登場する「キノピー」にも注目したいところです。紙の質感もツルツルとしているので、子育て雑誌を読んでいるようです。
では、28年度版はどうだったのでしょう。
29年度版と比べると、ページ数が16ページも多く、情報がたくさん載っています。情報量が多い分、市のホームページを見る必要がないので、サービスを受けることができる機関や受付時間、費用を一度で確認することができます。けれども、モノクロの紙面に箇条書きの項目が多く記載されていて、少し読みづらいかなという印象です。キャラクターやイメージ画像があまりのっていないので、子育て用資料という感じでしたが、お問合わせ先情報が豊富な点はいいですね。
28年度版、29年度版と両方のガイドブックを比較してみて、どちらも一冊あれば桐生市で子育てすることに安心感が生まれると感じました。しかし、1年で大きく変化したことをうけて、一度もらっていても毎年チェックしておいた方がいいとも思いました。読みやすさの変化があったり、新しい情報が増えたりするので、自分に使いやすく情報をえやすいガイドブックを一冊常備しておくことをおすすめします。
「いきいき子育てガイドブック」は、健康づくり課で妊娠届出者に配布するほか、子育て支援課や子育て支援センター、公民館等でも配布しています。まだお持ちでない方、昨年もらったよって方も、ぜひ29年度版をチェックしてみてください。