妊娠が発覚。「やった~!」と喜びに浸った後に浮かぶのは、出産までの約10ヵ月間どう過ごそう?何をして楽しもう?」……そんな疑問と不安なのではないでしょうか?そんなあなたのために、今回はマタニティライフの楽しみ方をご紹介します。
先日、妊娠6ヵ月の友人と会いました。妊娠前と変わらずイキイキしている彼女の様子をみて、その秘訣は何だろう?と考えました。その結果わかったこと――それは、「妊娠中も好きなことを無理のないペースでやっている」「何か新たなことにチャレンジしている」ということです。
旅行・スポーツ観戦・読書・お菓子づくりなど、自分の好きなことであれば何でもOK。ママが好きなことをやって楽しく笑顔でいるときこそ、お腹の中の赤ちゃんは元気でいてくれるはずです。好きなことが分からない場合は、この機会にぜひ「自分の好きなこと」を探してみてください。
「新たなことにチャレンジする」というと、難しく感じる方いるかもしれませんが、はじめることは何でもよいのです。わたしの場合、妊娠したことをきっかけにおでかけブログを書きはじめたり、ボランティア活動もはじめたりしました。運動が好きな方ならマタニティヨガやウォーキング、これを機に資格の勉強をしてみるのもよいですね!マタニティヨガは妊娠4ヵ月頃から分娩直前まで、ウォーキングは安定期に入る5ヵ月ごろから分娩直前までOK。事前に医師と相談し、許可がおりたら少しずつ行ってみてください。お腹の張りや痛みがある時は中止してください。もちろん無理は禁物ですが、あえてこの時期に何かに挑戦することで、マタニティブルーとは無縁なくらい充実した日々を過ごせます。
もし医師から安静に過ごすよう診断された場合、積極的に動くことは難しくなると思います。そのような時は、自宅に居てできることを探してみてください。たとえば、生まれてくる子供やご主人のために健康的で栄養のある食事を作りたいという方には「食育講座」の勉強がおすすめです。または「いない いない ばあ」「だるまさんが」をお腹の赤ちゃんに読み聞かせすることや、漫画「コウノドリ」を読むことであれば安静にしながらもできると思います。
また、“妊娠中にしかできないこと”は、ずばり「お腹の中にいる赤ちゃんと会話をする」ことです。お腹に手を当てながら、ゆっくり話しかけてみましょう。ママが発する言葉は、すべて赤ちゃんに届いています。楽しそうに笑う声、怒っている声、どんな声も「自分のママ」としてインプットしていきます。そしてタイミングがよければ、お腹の中の赤ちゃんも返事をしてくれるかもしれません。胎動を感じられる期間は、人生でもごくわずか。楽しみながらたくさん会話をしていると、お腹の中にいる間にも母と子の信頼関係ができ、ともに力を合わせて出産を乗り越えられると思います。
10ヵ月という限られた時間。この時間を自分のため・赤ちゃんのために、後悔なく過ごしましょう。
(ライター:竹村明子)