クリスマスにお正月……妊娠中の年末年始、ここに注意!!

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ビッグイベントが目白押しの年末年始。寒いうえに、食欲が増すこの時期、体調や体重管理に注意しなければならない妊婦さんにとっては恐怖の時期かも……!? 年末年始に妊婦さんが注意すべき点と、対処法をご紹介します!

まずは、食事。

クリスマスといえば、チキンやケーキ。お正月なら、おせちやお餅。つわりがあったり、カロリー制限したりしていると、例年どおりいただくことは難しくなるもの。しかし状況に合わせれば、楽しみながらいただくことは可能です!

 

つわりまっただ中の場合は、食べたいと思えるものを無理のない量だけ食べるのが基本。体重管理している場合は、ケーキなどはカロリーオーバーになりやすいため食べすぎに注意!「食べすぎたからたくさん動こう!」というのが、妊娠前のようにはできません。カロリー消費が困難なため、高カロリー食材の摂取量には気をつけたいところ。

 

どうしてもケーキを楽しみたいのなら、これを機にお豆腐やヨーグルトで作るお手製ケーキにチャレンジしてみてはいかがでしょう?低カロリーにおさえられますし、お子さんが産まれたあともそのスキルは活かせるはずですよ!また、チキンの代わりには、脂身の少ないささみや胸肉を使って調理してみてはいかがでしょうか。そしてご馳走をいただいたら、ウォーキングやマタニティヨガなどの軽い運動を組み合わせてできるとよいですね。

そして、クリスマスやお正月につきものなのが「お酒」。

妊娠中の飲酒はもちろんNGなので、ノンアルコールのもので気分だけ楽しみたいところ!クリスマス料理にあわせて飲みたくなるのが、シャンメリー。ノンアルコールの炭酸飲料水なので妊婦さんにもOK。

 

しかしこちらは冷たい飲み物。冷たいものをとり入れることは体を冷やす原因となり、血行不良につながります。お腹の中で赤ちゃんが居心地よくいられるように、冷たいものは摂りすぎないようにしましょう。1杯目にシャンメリーを飲んで、その後はあたたかい飲み物にチェンジ。そんなちょっとした対策が大切になりそうですね。麦茶・ルイボスティー・ハーブティーなど、今はいろんな種類のノンカフェインドリンクがあります。香りを楽しみながら、料理に合わせて飲み比べてみるのもオススメです。

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お正月には初詣と安産祈願をいっしょにしよう!と予定している方、少なくないのでは!?

これからさらに寒くなります。あたたかい服装で、足元に気をつけてお出かけしましょう。ホッカイロやホットドリンクなどを持参するのも手です!それでも冷えてしまったら、帰宅後にゆっくり湯船につかる・足湯をするなどして、身体をじゅうぶんにあたためます。

 

また、長時間立ちっぱなしで並んでいたりすると、お腹が張ってしまうことも……。その場合は、参拝を諦めて後日出直す、という判断をするのもたいせつ!年明け後すぐに参拝しなきゃいけない、ということはありませんので、無理しないことが肝心です。また、不調が続く場合は自己判断せず、病院に相談してみましょう。年末年始でも対応してくれる病院はありますので、事前に調べておくと安心ですね。

 

寒くて体を動かすのも億劫、食べ物もおいしいこの季節……ご馳走はほどほどに嗜みつつ、適度に体を動かして、年末年始を無事乗り越えましょう!

 

(ライター:竹村明子)